カイヤナイト
カイヤナイトとは − ギリシャ語で「暗い青」に由来するこの石は、和名では「藍晶(らんしょう)石」と呼ばれています。宮沢賢治は一世紀近く前に『まなづるとダァリヤ』の一節で、この耳慣れない宝石で夜の空を描いています。2000年頃までは、ブルーブラックのインクを薄めたような色で、カットのよくないものが多かったのですが、最近では最上級のサファイアのような美しいブルーのものが手に入る事があります。この石は線状のインクルージョンが非常に多く、同じ結晶でも方向によって硬度が異なるために、カッティングが非常に難しいのが特徴です。綺麗にカットされた鮮やかなブルーのものは、レアストーンとして貴重な存在で、目が離せない魅力的な石と言えます。